クレンジングを使い分けよう
シーンによってクレンジングを変えてみる
クレンジングはお気に入りのものを1本だけ使い続けている、という人は多いですね。肌に合うクレンジングをみつけるまでが大変だったりするので、コレ！というクレンジングが見つかるとうれしいものです。
でも、クレンジングは1つだけでいいのでしょうか？
いろんなシチュエーションに合わせてクレンジングを使い分けることで、今までより肌に負担をかけず、しかもしっかりメイク汚れを落とすことも可能です。
まずメインのクレンジングを探そう！
40代のお肌には、誰でも乾燥をはじめとした肌悩み何かしらあると思います。できるだけ添加物が少なく、刺激の少ないクレンジングを選びたいですね。
メインで使うクレンジングは、できるだけ「肌に優しく」「保湿力が高い」ことを基本として、自分の肌質や普段のメイクの濃さを考慮しながら決めていきましょう。
例えば、肌が乾燥しやすい、肌が敏感、という人は、洗浄力が強すぎるクレンジングはNG。
また、1000円以下の安いクレンジングはクレンジング力のみを追求したものが多く、肌の潤いを奪ってしまいまうケースが多いです。
乾燥肌や敏感肌の方には、ジェルタイプやバームタイプのクレンジングが、肌滑りがよく摩擦をおこしにくいのと、保湿力が高いものが多いのでオススメです。
また、使われている基材がシンプルな方が肌に負担をかけないものが多いので、クレンジングを選ぶ前に成分もじっくりチェックするようにしましょう。
ポイントメイクは専用のクレンジングを用意！
しっかりメイクをすることが多いなら、ポイントメイク用のクレンジングとメインのクレンジングを使い分けることで、肌の負担を減らせます。ウォータープルーフタイプのコスメを使ったポイントメイクは、専用クレンジングをコットンにたっぷりしみこませてメイクの上に少し放置してから優しくふきとってオフ。その後、メインのクレンジングを使って、他の部分のクレンジングをすることで、お肌の負担を減らせます。
しっかりメイクを、しっかりメイクのクレンジング力が低い普段使っているクレンジングで落とそうとすると、なかなか落ちず、何度もクレンジングを乗せてなじませて洗い流す作業を繰り返してしまうことになり、肌への負担が激増です。
何度も肌を触り続けたり、何度もクレンジングを肌につけることになって、肌はどんどん乾燥し、そんなクレンジングを続けているうちに、バリア機能も崩れてしまいます。メイクが濃い時は、しっかりメイク部分を専用クレンジングできちんと落としてから、メインのクレンジングを使うのがベストです。
お粉をつけただけの日は洗顔料だけでオフ
休日にちょっとコンビニまで、という時、フルメイクする人はあまりいないのではないでしょうか？ちょっと軽めの日焼け止めだけ、とかお粉をつけて眉毛とアイカラーを少しとカラーリップ程度という方が多いのではと思います。
このくらいの軽いメイクの場合、普通の洗顔料だけで落とすことができます。
※ウォータープルーフタイプの日焼け止めの場合は、クレンジングが必要です。
でも、クレンジングをまったくしないのは気持ちが悪い、汚れが落ちていないのでは？と不安になる方もいるでしょう。そんな方には、クレンジングと洗顔が一度ですむダブル洗顔不要のクレンジング剤をおすすめします。
ウォータープルーフの日焼け止めはオイルクレンジングもアリ？
海に行く時、スポーツをする時、汗などで流れ落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めを使う方が多いと思います。 ウォータープルーフの日焼け止めは、ミルククレンジングのような洗浄力の弱いクレンジングでは落ちにくく、ムリに落とそうとすると時間がかかってしまう割にあまり落ちきらず、結局いろいろな意味で肌の負担が増えてしまうことになります。
ウォータープルーフの日焼け止めを使った時だけ、洗浄力の高いオイルクレンジングを使うのは、「アリ」です。保湿力の高いオイルクレンジングもありますが、洗浄力が高いので、長時間かけてのクレンジングとなると肌の潤いまで奪っていくので、なるべく短時間でクレンジングを終わらせることが大切です。
オイルクレンジングは基本的に濡れた手では使えませんが、最近は濡れた手でも使えるタイプが増えています。
でも、より早くきっちりとメイクを落としたいなら、なるべく濡れていない手に取るようにしましょう。
また、手に取ったら両手のひらの中で少し温めてから使うと伸びもよくなりよくなじむので、お肌に伸ばす時の時短になります。肌に伸ばしたら、よくなじませて40秒以内を目安に洗い流します。32度前後のぬるま湯で優しくていねいに洗い流せばOKです。
旅先で使うクレンジング
旅先では、スキンケアしている時間はなるべく短くして、旅行を楽しみたいですよね。
こういう時にじっくりクレンジングするのは面倒なもの。こういう場合だけ、シートタイプを使うのはアリ！ポイントは、「アルコールフリー」のものを選ぶこと。アルコールは肌を乾燥させやすいので、入っていないタイプがオススメです。
シートタイプのクレンジングは肌荒れるのが心配、という場合は、コットンにお気に入りのクレンジングをひたひたにつけて、ジップ付きのビニール袋に入れる方法も。コットンにすでに染みこませているので、いつもよりもお手軽にクレンジングができてラクチンです。
目元をキレイにメイクオフするなら、同じようにジップ付きのビニール袋にクレンジングを染み込ませた綿棒を使う方法もオススメです。使ったら捨てればいいので荷物にもなりません。
ホテルや旅館にクレンジングが用意されていることもあります。
しかし、自分の肌に合うかは未知数ですよね。できれば、普段使い慣れているものを使った方が、肌トラブルを防げます。意外と旅先でいつもと違うコスメを使って、肌を荒らしてしまうケースがあります。楽しい旅行で肌あれは最悪！できるだけ普段使い慣れているものや、荒れにくかったものを持参した方が安心です。
