人気のクレンジングを徹底比較

マッサージは血行を促進したり、リンパの流れをスムーズにする効果がありますが、肌をこする行為なのでマッサージ用のコスメじゃないと40代の肌は悲鳴をあげてしまいます！

そもそも、一般的なクレンジングはメイク汚れを落とすもの、マッサージ剤はマッサージ専用で肌の摩擦を最小限にするようにつくられています。クレンジングも、肌にやさしいものも多いですが、あくまでクレンジングのための物なので長い時間肌に置いておくと、肌へ負担をかけてしまう場合が多いです。

もしクレンジング専用のコスメをマッサージ剤代わりに使ったら、肌を守っている皮脂や水分まで奪ってしまいます。肌への摩擦を気をつけてたっぷりのクレンジング剤で行ったとしても、もともとがクレンジングのための製品なので、カサカサ肌やヒリヒリ肌になってしまうので気を付けたいですね。

特に、マッサージ機能のないオイルクレンジングには要注意！オイルタイプのクレンジングは、ザラザラした毛穴汚れがよく取れるので、毛穴マッサージにハマってしまう人もいます。しかしオイルタイプのクレンジングはとても洗浄力が強いので、毎日使っていたらどんどん肌の乾燥が進んでしまいます。

マッサージ機能のないクレンジングでマッサージを続けた場合、肌の抵抗力が弱り、だんだん敏感肌に傾いてしまいます。もともと肌によくない界面活性剤がクレンジングにはたっぷり配合されている場合が多いので、肌にコツコツとダメージを与え続けることになってしまいます。

クレンジングしていると、メイク汚れがどんどん浮き上がってきますよね。肌につけたクレンジング剤に、こうしたメイク汚れがどんどん混ざっている状態でマッサージしたら、どうなるでしょう？

汚れたクレンジングで肌をマッサージすると考えると、気持ち悪いと思いませんか？実際に肌にもよくないのです。なぜかというと、せっかく浮き上がってきた汚れを、マッサージしながら毛穴に押し込んで戻してしまうからです。

クレンジングをサボって寝てしまった朝の肌は、くすみやニキビが大量発生！なんてこともよくありますよね。メイク汚れなどが毛穴に溜まりだすと、毛穴を塞いでニキビができたり毛穴の広がりや、毛穴の黒ずみにもつながります。メイク汚れはやがて酸化し、シミなどの原因になることも。

クレンジングでマッサージするのは、肌ケアを一生懸命やっている気分になりますが、実は逆効果なのです。

クレンジングでマッサージすると
●肌が乾燥する
●毛穴が詰まる(ニキビの原因）
●毛穴が広がる
●毛穴の黒ずみ
●シミやくすみ
●敏感肌になる危険

こういった肌トラブルがおきやすいので気を付けたいですね。どの肌トラブルもイヤなものですが、一番困るのが敏感肌。一度敏感肌になってしまったらなかなか健康な肌に戻れません。クレンジング剤でマッサージするのはラクですが、今すぐやめましょう。

肌のスペシャルケアとしてマッサージをしたい場合は、どのタイミングでするのがベストでしょうか？答えは、「クレンジングの後」です。

この時、クレンジングで気を付けたいことは
●ウォータープルーフコスメを使ったしっかりメイク部分は専用リムーバーで落とす
●クレンジング剤はケチらない
●丁寧に洗い流す
●ぬるま湯を使う

どれも普段のクレンジングで大切なことですね。
あとでマッサージや洗顔をするから、クレンジングは適当でいいような気がしますが、先に説明したようにメイク汚れをマッサージすることで毛穴に押し込んでしまう危険があります。たっぷりと手に取り、メイク汚れを浮かしてしっかり洗い流しましょう。

クレンジングの時は、体温より少し低い程度のぬるま湯がベスト。そのあとに、清潔なタオルで肌をこすらないようにやさしく拭きます。
クレンジング剤でも、マッサージにも使える商品もあるので、クレンジングもマッサージも１つの商品で対応できて便利です。 各クレンジングがマッサージにも対応しているかどうか、よくチェックしてみてくださいね。

前の項目でもお伝えしたように、マッサージにも対応しているクレンジング剤もあります。
でも「クレンジングしながらマッサージができる」のか、「クレンジングにも、マッサージにも使える」のかチェックしてから使うようにしましょう。多いのが後者で、昔からある「コールドクリーム」もこのタイプですね。

マッサージに使えるクレンジングは、ほとんどが「ジェルタイプ」か「クリームタイプ」。肌を摩擦しにくく指通りがいいのが特徴です。こうしたマッサージ機能のあるクレンジングは、そのために開発されているので、もちろん、使用してOKです。
ただし、毎日使うのは肌が薄くなっているアラフォーは避けた方が無難かも！？そして、肌に直接触れないくらいのたっぷりジェルやクリームを使って行ってください。あと気をつけたいのは、マッサージにかける時間。たいていは、短時間でのマッサージを勧めています。

マッサージの機能があるとはいえ、クレンジング効果もあるということは、マッサージ専用のコスメより肌の潤いも一緒に奪いやすく、やり方次第では肌に負担をかけてしまいます。
ただし、マッサージしながら、クレンジング機能をいかして、通常のマッサージ剤ではできない毛穴や角質のケアができたりもするので、それぞれのクレンジング剤の効果や使い方をよくチェックして使うことが一番大切です。